他にも活かせる分野はたくさん!

他にも活かせる分野はたくさん!

活躍の場は医療・介護業界だけじゃない

メディカルアロマを活用しているのは医療業界や介護業界だけではありません。他の分野でもメディカルアロマを取り入れる動きが活発になってきています。例えば鍼灸や整骨院。鍼灸や整骨院といえばどんなイメージがありますか?骨折や脱臼などの対応をしてくれるところ、腰痛や肩の痛みをケアするところ、といったイメージが強いかもしれませんね。ですが、最近は多様なニーズに応えるべく従来の対応以外にストレス軽減や疲労回復を目的としたメニューを掲げているところが増えてきているんです。
中には鍼灸だけでなくメディカルアロマも取り入れた女性専用のサロンもあります。体の不調は鍼灸でケアし、心身の疲労をメディカルアロマのメニューで癒やす、といったように単なる鍼灸ではなく美容も組み合わせたメニューを展開しています。ですが、これはごく一部に過ぎません。メディカルアロマを取り入れているところは他にもたくさんあります。
メディカルアロマを麻酔の補助として活用している歯科医院もありますし、香りの癒やし効果を活用するネイルサロンや社員のメンタルヘルスとして取り入れている一般の企業など多岐に渡っています。今後は業種の垣根を越えてさまざまな場所で活用されるようになるでしょう。

メディカルアロマの需要は高まる一方

現在、さまざまな職種の人たちが連携して治療に携わる「チーム医療」や、西洋医学をベースにした医療とメディカルアロマや漢方、指圧やヨガなどの代替医療を用いて治療を行う「統合医療」の考え方が重要性を増してきています。メディカルアロマはどちらの治療にも用いられているんです。そう考えるとメディカルアロマの需要は今後もっと増してくるかもしれませんね。

予防医学の観点でも注目

今までは「病気になってから治療をする」という考え方が一般的でした。ですが、時代の変化とともに「病気になりにくい体を作る」という予防医学に対する関心が高まっています。メディカルアロマには自然治癒力を高めて心身の不調を改善に導く効果があるので予防医学の考え方と合致していますよね。そのため、予防医学の観点から見てもメディカルアロマは大きな注目を集めているんです。
また、急速な高齢化が社会問題となっていますが、高齢者の人口は今後ますます増加していくことが予想されています。高齢になればなるほど病気になるリスクは高まりますし、医療費の高騰などの懸念もありますよね。自然治癒力の向上や予防、健康増進に役立つメディカルアロマはそのような問題を防ぐ役割も期待されています。より有用な代替医療としてその地位はさらに確立されることでしょう。

注目を浴びているメディカルアロマ