日本は海外に比べると遅れをとっている感は否めませんが、近年はメディカルアロマを導入する病院や介護施設も増えてきています。ここではどのようにメディカルアロマを活用しているのか、業界ごとに詳しく説明していきますね。
日本はまだ海外ほど多くの病院で導入しているわけではありませんが、心療内科や産科・婦人科では症状の緩和につながるとして用いているところも少なくありません。看護師も目にする機会が増えてきているので興味を持っている人もいることでしょう。ここでは看護師がメディカルアロマの資格を取得するメリットについて詳しくまとめています。
メディカルアロマは体に備わっている自然治癒力を高めることを目的としているので薬剤師が取得するメリットはないように思われがちですが、そんなことはありません！服薬指導などの仕事にも活かせます。リラックスしてもらおうとアロマを焚いている薬局もありますが、香りには好みがあるので注意してくださいね。
メディカルアロマは介護の現場でも重宝されています。認知症の改善にアロマテラピーを行ったら認知機能の改善が認められた、という研究発表もあります。また、除菌や消臭効果もあるので排泄介助などの際も役に立つでしょう。今後はもっと多くの介護施設でメディカルアロマが活用されていくことが予想できますね。
体に備わっている自然治癒力を高める効果があるとして大きな注目を集めているメディカルアロマは医療・介護業界の他、鍼灸や整骨院、ネイルサロン、一般企業などさまざまなところで活用されています。また、時代の流れとともに予防医学の分野でも活かせると大きな期待が寄せられているので、活躍の場はさらに広がっていくことでしょう。
