植物の香りや効能を活かして自然治癒力を高めるメディカルアロマは医療や介護の現場で導入が進んでいますが、今後さらに需要が増していくことが予想されます。実際にどんな流れで行っているのかも見ていきましょう。
これまで、メディカルアロマはリラクゼーション効果を得るもの、というイギリス式の考え方が主流でした。ですが、最近はフランス式のメリットを採用する傾向が強く、医療業界を中心に広まっています。精油のにおいをかいで脳に作用させる方法、肌に塗布する方法、経口摂取、といろいろあり診療科によって使い分けているようですよ!
メディカルアロマはまだできて間もない治療法だと思われていますが、意外なことにその歴史は古く何と紀元前のエジプトから活用されていたのですよ。儀式やミイラに用いられていたのだとか。治療の1つとして確立されたのは第二次世界大戦の頃からですが、十分な効果を得るためにはきちんとした知識とスキルを身につけなければなりません。
ここからは実際にどんなことを行っているのかを見ていきましょう。メディカルアロマを用いて処置を行うメディカルアロマセラピストの仕事内容をもとに、施術の流れを1つずつ詳しく紹介していきますね。メディカルアロマはヒアリングした上でアロマブレンディングを行い、それから施術やアドバイスをしていきます。